心電図検定の勉強をなにをしていいかわからない
軸偏位ってなに?
どうもー!ふかブロです!看護師やってます。
今回は心電図検定によく出題される軸偏位の基礎の電気軸について解説したいと思います。
わかればとても簡単なのでぜひ覚えていってくださいね!
電気軸は4パターン
結論から言うと電気軸は正常軸、右軸偏位、左軸偏位、それ以外です。
正常軸から右側にズレていれば、右軸偏位
正常軸から左側にズレていれば、左軸偏位
これだけです。
正常軸はまっすぐ下向きではなくやや斜めに傾いていますので注意が必要です。
心臓の向きと誘導の向き
心臓は斜めになっています。
やや左に傾いています。
電気軸も斜めになります。
右上から左下に電気が流れるイメージです。
誘導は上の図の通り
心臓を色々な角度から眺めています。
- 左から見ているのがⅠ誘導
- 左下から見ているのはⅡ誘導
- 右下から見ているのはⅢ誘導です。
普段使用している心電図でⅡ誘導が多いのは電気軸にあった誘導ですので、波形が大きく映し出されるからです。
次に大きいのはⅠ誘導、次にⅢ誘導という順番です。
Ⅲ誘導だけ少し違う方向を向いていますね。
電気の向きと心電図の向き
心電図の向きにはQRS波が上向き、下向き、微妙な間くらいの3つのパターンがあります。
上向きの場合は
見ている方向に近づくとき
下向きの場合は
見ている方向から離れているときです。
正常は、Ⅰ誘導は上向き、Ⅱ誘導は上向き、Ⅲ誘導上向き(すこし微妙)です。
Ⅰ、Ⅱ誘導は電気が向かってきているから上向きになっています!
なんども言いますが、
Ⅰ、Ⅱ誘導が上向きが正常です!←大切
軸偏位について
正しい電気軸については理解できたけど、
軸の偏位ってどういうこと?
右軸偏位は心臓が右側に傾いてて
左軸偏位は心臓が左側に傾いている状態です←最初に聞いたよっ!
電気の軸が左右どちらかに傾いているときを軸偏位といいます。
心電図上はどのようなことが起きるかというと、先程の図と合わせると理解しやすいです。
上の図が組み合わせた図です。
右軸偏位のときは
Ⅰ誘導から離れる動きになります。
ということは、Ⅰ誘導は下向きの心電図になります。
Ⅱ誘導は変わらず近づいているから上向きのまま。
左軸偏位のときは
Ⅰ誘導は近づいているから上向きのままの心電図になります。
Ⅱ誘導は離れていっていますから下向きの心電図になります。
それ以外、 ⅠもⅡも下向きなら高度軸偏位ということになります 。
まとめ
今回は軸偏位について解説していきました。
心電図の向きとか、軸がどうとかって苦手な人多いと思いましたので図を多めにしています。
aVFに関しては、Ⅱ、Ⅲ誘導の間ですので今回は混乱しないように割愛しています。
軸偏位で見ることは以下の点です。
- 正常はⅠ、Ⅱ誘導両方とも上向き
- 右軸偏位はⅠ誘導が下向き Ⅱ誘導は上のまま
- 左軸偏位はⅡ誘導が下向き Ⅰ誘導は上のまま
ふかブロは「みぎがⅠ下、ひだりⅡ下」と覚えていまいた。
わかりにくいですね。笑
自分の覚えやすい方法で覚えてみてはいかがでしょうか!
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心電図を読みたいと思っている方や勉強法がわからないという方いますかね?
ふかブロもはじめは全く分からずに波形の丸覚えをしていました。
そしてすぐ忘れるの繰り返しでした。
そんな中で心電図への考え方を変えてくれた心電図の本や勉強法についても解説していますので参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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