看護師向けABCDEアプローチ:気道評価「気道は開通しているか」

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気道評価の重要性と方法

看護師が救急現場で直面する状況において、ABCDEアプローチは非常に重要です。特に気道評価は、患者の生命を守るための第一歩です。この記事では、気道評価の具体的な方法とポイントについて解説します。

気道評価の基本「見て・聞いて・感じて」

気道評価は、「見て・聞いて・感じて」のアプローチで行います。

見て
胸郭の挙がりを視認し、上気道の開通を確認します。

聞いて
異常気道音の有無を評価します。狭窄音(喉頭浮腫)、鼾音(舌根沈下)、ゴロゴロした異常音(分泌物による上気道の狭窄や閉塞)などが対象です。

感じる
空気の流れを確認します。患者の口元に手をかざし、空気の出入りを感じます。

緊急対応と次のステップ

胸郭の挙がりがない、狭窄音、鼾音、ゴロゴロ音がある場合は、上気道狭窄・閉塞を疑い、緊急対応が必要です。在宅や施設であれば、適切な医療機関への迅速な搬送も考慮しましょう。

気道評価のポイント

気道の状態と適切な対応方法

開通:発声あり。気道を患者自身で開通できている状態。

狭窄:患者がかろうじて気道開通している状態。

閉塞:患者自身で気道維持が困難な状態。

対応方法としては、用手的気道確保(頭部後屈顎先挙上法・下顎挙上法)、口咽頭・鼻咽頭エアウェイの使用、口腔・気管内吸引、気管内挿管、外科的気道確保の準備(輪状甲状靭帯切開)などがあります。

急性期ケア認定士資格の重要性

急性期ケア認定士は、急性期医療において専門的な知識と技術を持つ看護師に与えられる資格です。この資格を取得することで、急性期ケアに関する深い理解と実践力が認められ、キャリアアップにもつながります。

急性期ケア認定士の参考書と問題集

急性期ケア認定士の試験に合格するためには、適切な参考書と問題集を使用して学習することが重要です。以下におすすめの参考書と問題集を紹介しますので、ぜひ購入して学習に役立ててください。

  • 急性期ケア専門士公式テキスト
  • 急性期ケア専門士受験必修予想問題集

これらのリンクから購入することで、試験対策が一層充実し、合格への道が開けます。

参考

かんご
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ふかブロ

看護師です。病棟勤務→外来勤務→ICU勤務で働いています。勉強嫌いですが、心電図検定、呼吸療法認定士、FCCSなどの資格を待ってます。その経験を生かして、看護学生さんや私たち看護師の勉強や仕事を楽しくできるようなブログを目指しています。看護師国家試験や資格、仕事を中心に書いています。
少し趣味や雑談もすることがありますが、よろしくお願います!

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