どうもー!ふかブロです!看護師やってます。
心電図に苦手意識がある方って結構多いと思います。
心電図検定の資格のあるふかブロがP波について、ポイントを2つに絞って解説していきます。
P波についてのポイント2つ
心電図のP波についてのポイントはP波の働きとP波の形です。
この2つを押さえれば、P波についての基礎知識はOKです。
P波の働き
P波というのは、下の心電図のオレンジ色の丸で囲っているところです。
この心電図は、心臓の動くときの刺激伝導の形です。
P波は、洞結節の電気刺激で心房が動いている様子を表しています。
QRS波は、洞結節から刺激を受けた房室結節、ヒス束などの電気刺激で心室が動いている様子を表しています。
これらの特徴は不整脈を診断する上でとても大切になります。
P波の形
心電図は小さなコブがP波 大きく鋭いコブがQRS波 なだらかなコブがT波となります。
P波は心電図上、最初の小さなコブ になります。
看護師国家試験の心電図の領域について思うこと
心電図の基本がとても大切になります。
P波、QRS波、T波の順番で出現している。
P波は洞結節からの刺激であり、心臓の筋肉を動かし始める刺激である。
などの基本的な理解が大切です。
実際にどんな問題が過去出題されたかと言うと第97回の国家試験では
正解は3ですね。
看護学生の実習では基礎をしっかり学んでいくことが、大切です。
勉強した不整脈の人がいないか病棟のモニターをちらっとみて見ることも記憶の定着に役に立ちますよ!
入職後の心電図
病棟関係なく心電図モニターは判読できた方が良いです。
詳しくなくても全然大丈夫です!
先程述べた基本的なことの理解と重症不整脈(致死的不整脈)の理解ができていればOKです。
どうやって理解すればいいの?
以前のブログ記事でも紹介した本ですが
この本は心電図のことが簡単すぎるくらいに書いてあるので、1日で読めちゃいます。
心電図の基礎がとても絞って書いてあり、絵も多く読みやすいと思います。
当時勉強嫌いだったふかブロが、読めたので看護学生さんでも苦にならずに読めると思います。
このマンガで簡単!モニター心電図で満足できない場合は、この本がいいと思います。
一冊持っておけば、心電図の教科書のような形で使用できます。
循環器病棟やICUで働きたい人は、心電図を読むときに役立ちます。
心電図を読みたいと思っている方や勉強法がわからないという人に記事を書いています。
ふかブロもはじめは全く分からずに波形の丸覚えをしていました。
そしてすぐ忘れるの繰り返しでした。
そんな中で心電図への考え方を変えてくれた心電図の本や勉強法についても解説していますので参考になれば嬉しいです。
まとめ
今回は看護師国家試験の心電図項目で頻出のP波について解説しました。
P波の理解についてのポイントは以下の点です。
- P波の働きは、規則的な刺激で心臓を動かし始める
- P波の形は、最初の小さなコブ
- 不整脈を見分ける上でとても大切になる
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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